Photo by Benjamin Akai at Small works apartment. hen http://swa-hen.com
質問1. どういうきっかけで今のお仕事を始めようと思われたのでしょうか?レコーディングエンジニアとライヴ音響は同時期に始められたのでしょうか?
まず高校生の時にギターを始めて、好きな曲をコピーしたりコピーバンドをやったりするうちに、自分で曲を作ることにも興味が出てきました。
ただ、当時はバンドを組んだとしても、メンバーにあれこれ指示して演奏してもらうということをうまくできる気がしなくて、エンジニアになれば自分の作品を自分で形にすることができるのでは、と思ったことがきっかけでした。
その後、都内のレコーディングスタジオの求人に応募して、運よく見習いをさせてもらえたことがキャリアのスタートです。
今思っても本当に奇跡的にラッキーだったんですが、そこで当時から自分が一番好きだったスーパーカーのレコーディングの現場に立ち会うことができました。
その時にエンジニアを担当されていた益子樹さん(DUB SQUAD, ROVO)が、アーティストとしての観点からも深く音楽に関わっている姿を目の当たりにして、それが自分にとって最初の大きなヒントになりました。
そのスタジオを離れてからは、自分のバンド活動と並行しながら、渋谷のnestというライヴハウスで(PAではありませんでしたが)バイトを始めました。
そこで繋がりができたバンドのレコーディングをさせてもらったり、ギターで演奏のサポートなどをするようになり、それが段々と仕事になっていきました。
もちろん技術的にはまだまだ未熟でしたが、自分が関わることで作品やライヴが形になっていくこと、それを人が喜んでくれることがとにかく嬉しかったですね。
そうしているうちに、スタジオ時代にお世話になった方から、日暮愛葉さん(Seagull Screaming Kiss Her Kiss Her)のサポートの依頼を頂いたことが大きな転機になりました。
そこからLOVES.というバンドに発展してギタリストとして参加するのですが、1stアルバムのレコーディングでzAkさん(FISHMANS, buffalo daughterなど)との出会いがあり、アシスタントのような形でレコーディング、ライヴ問わず様々な現場に手伝いに行かせてもらうようになりました。
そしてzAkさんのスタジオ”ST-ROBO”を自分の仕事でも使わせてもらうようになり、ここで経験したことや学んだことの多くが、今の自分の原点になっているように思います。
ライヴ音響については、レコーディングと多少共通する部分もありますが、基本的には別の仕事なので元々はやるつもりはなかったのですが、
PA出身でもあるzAkさんの、レコーディングにも良い影響があるよ、という勧めもあって、きっかけを探していたところ、以前ギターとして参加していたトクマルシューゴバンドにPAとして復帰する形で始めました。
最初のうちはPAのワークフローについての知識はほとんどゼロで手探りの状態だったので、各方面に迷惑をかけまくってました。
たくさんの方々に教えて頂きながら今日まで何とかやっていますが、一緒になったPAさんから、なんかレコーディングっぽいですよね、というようなことは、いい意味か悪い意味かはわかりませんがよく言われます笑。
自分でも楽しみつつ、必要としてもらえているうちはやっていきたいと思っています。
質問2. レコーディングエンジニア・ライヴ音響のお仕事には、“耳”、“聴く力”といった要素が重要であるように思います。ご自身が自分にその要素がある(もしくはあると思う)と思い始めたきっかけはありますか?また、それ以外にどのような資質が必要だと思われますか?
”聴く力”については、単純に身体的な聴覚が優れているか、ということよりも、いくつ”耳”を持っているか、ということが重要なのかなと思います。
例えば自分の場合は、聴覚という意味では特に優れているとは思いませんが、10代の頃からのリスナーとして、プレイヤーとして、そしてエンジニアとしての3つ”耳”を持っていることが、あらゆる場面で大きな助けになっています。
音楽に限らず、いろんなことに興味を持って”耳”を増やしていくことが大事かなと思います。
必要なポイントさえ押さえて訓練すれば、音響的な面での”聴く力”はある程度は誰でも身につくと思います。
音の性質や挙動、人間の聴覚の特性、錯覚しやすいクセなどを、知識としても感覚としても掴みつつ、それらを利用しながら音を作ることを意識すると良いと思います。
質問3. ご自身が所属するWAVERIDERについて教えてください。
2012年に東京から奈良に移住したのですが、そこでMORG Studioを運営している門垣良則さんに出会い、声をかけて頂いて一緒に仕事をしていく中で誘いを受け、同じくエンジニアの岡村弦さんと僕の3人でスタートしたチームです。
基本的にはフリーランスの集まりといった感じで普段はそれぞれの仕事をやっていますが、WR-81など機材の開発や新人の育成など、要所で協力し合って良い相乗効果が生まれています。
拠点は奈良ですが、東京にもcatapultというスタジオを設立して、関西と東京を結びつつ、両方の良いところを取り入れながらより良い環境作りを目指して活動しています。
質問4. 岩谷さんはuncommon ghostのギタリストとしても活動され、Ropesの『Baby』にはアコースティックギターやベースとしても参加されています。ギタリスト、またプレイヤーであることと、REC/PAエンジニアであることについて、音楽に向き合う上でどのような違いがありますか?
向き合う上での根本的な違いはないかなと思っています。
聴こえた音に対して、反射的にその時の立場によって最善の方法を選び取っている、という感じです。
エンジニアとして関わっていても、EQやミックスのバランスではなく、ギターやその他の楽器やアレンジなど、別の要素を入れた方がいい結果になりそうな時は積極的に提案しますが、たまにそのまま自分で弾くことになったりもします笑。それが最近だとRopesやPolarisの作品ですね。
質問5. 岩谷さんの録音された作品は一音一音がくっきりと浮き上がるような美しさや、別空間に居るような立体感があって引き込まれます。アーティストによって録音の仕方はどのように変えているのでしょうか?
嬉しい感想ありがとうございます。
録音やミックスに関しては、少し技術的な話になりますが、例えばギターだったらレンジ広さや歪み感、ヴォーカルだったらダイナミクスや息のニュアンスなど、プレイヤーがコントロールしやすい部分はできるだけそのまま再現する、ということを心がけています。
逆に、超低域や超高域などプレイヤーが比較的コントロールしにくく、かつ、仕上がりの音像の大きさに大きく関わってくる部分には積極的に手を入れるようにしています。
録音の仕方については、まずそのアーティストにとって演奏しやすく、普段のパフォーマンスを出しやすい方法をできるだけ選ぶようにしています。
その中で音質的に大きく不利になってしまうような要素がある場合は、相談しながらより良い方法を提案させてもらっていますね。
質問6. ライヴハウスでも録音されることもあるとお聞きしました。ライヴハウスで録音する難しさや、ならではの魅力などがあれば教えてください。
一番大きなメリットは、常に演奏者と同じ空間で同じ音を聴くことができるので、イメージの共有がしやすいというところでしょうか。
そして多くの場合、一般的なスタジオのブースよりも広くよく響く空間を確保できるので、良いドラムのアンビエンスが得られます。
反面、機材を全て持ち込まなければならないことと、音の被りの問題が出てくるため、録り方やモニタリングにかなり制限がある、などのデメリットもありますが、録るバンドのスタイルによっては敢えてライヴハウスを選ぶこともあります。
質問7. 昨年12月にリリースされたNo Busesの『Boring Thing - EP』は岩谷さん自ら連絡をとられてレコーディングをすることになったとお聞きしました。時代を飛び超えるようなきらめきのある音楽、確固たる世界観がとても魅力的な作品だと思いました。この作品のレコーディングについてと、彼らの魅力について教えてください。
No Buses『Boring Thing EP』
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on Spotify
YouTubeに上がっていた「Tic」という曲で彼らを知ったのですが、曲の良さはもちろん、テクニックに頼らないセンスと隙間を活かしたアレンジに温度低めなボーカル、少しブリティッシュなところなど、世代は一回り以上離れていますが、自分が今まで好きで聴いてきた音楽の良さと共通する部分を多く感じました。
自分がやってきたことで何か力になれそうな気がして、面識はなかったのですがSNS経由でコンタクトを取りました。
レコーディングは奈良のMORG Studioまで来てもらっての合宿スタイルで、彼らの中にまずしっかりとしたイメージがあったので、思った以上にスムーズでした。
特に歌はほとんど1〜2テイクでOKだったのには驚きましたね。
ただ、その時点ではバンドとしてのレコーディング経験はあまりなかったようなので、こちらでは少しだけそれを具現化するお手伝いをさせてもらったという感じです。
余った時間でみんなでゲームしたり鹿を見に行ったりしたのはいい思い出です笑
彼らに限らずですが、最近の20代前半辺りの世代はブレないというか自分のポジションをしっかりと取っていて、逆に教えられることも多く本当に頼もしい限りです。
質問8. 2017年から始動し、錚々たるメンバーから成るハードコアバンド、FIXEDが今年1月リリースしたファーストアルバム『Dear』も岩谷さんがご担当されたとお聞きしました。『Dear』の収録曲は、疾走感のある迫力ある部分、映画音楽のような世界観のある部分、ライヴ会場にいるような生の温度を感じる部分というように、濃度の濃い音がたくさん詰まっていると感じました。それぞれの曲はどのような環境で、どのようにレコーディングされたのでしょうか?
FIXED 『Dear』
FIXED twitter @F_I_X_E_D_ (https://twitter.com/F_I_X_E_D_)
小岩bushbash https://bushbash.thebase.in/
on Apple Music
on Spotify
小岩bushbashにすべて機材を持ち込んでレコーディングしました。bushbashは部屋の響きが良いので、それを活かした音作りをするということがまず前提としてありました。
ドラムはもちろん、ギターや声などすべてのパートのアンビエンスを数種類のマイクで録音していて、ミックスではプラグインのリバーブはほぼ使わずに仕上げています。
それがライヴ会場にいるような生々しさを感じる要因の一つかなと思います。
魚頭さんのギターは重要文化財レベルの機材で、服が震えるほどの爆音でレコーディングしました。
ギターは録音時にあまり音を大きくしても意味がないとする説もあったりしますが、今回に関しては自分が携わった中でも間違いなく最大級に良い音で録れたと思います。
ミックスは奈良まで魚頭さんに来てもらって、数日間泊まり込みでかなり細かいところまでじっくり詰めていきました。
音作りや演奏のみに留まらない魚頭さんの細部までのこだわりと、bushbashのアンビエンスを活かしたことが、いわゆるハードコアマナーに則ったミックスとはまた少し違った独特な音像に繋がって、今回の布陣でしか作れないものが出来たのかなと思います。
FIXED 「わたしたち」
質問9. 岩谷さんもプレイヤーとして参加されているRopesの新作LP『Baby』は2019年2月1日からスタートしたワンマンツアー「Drawing」で販売が開始、収録曲のうち2曲は配信で先行リリースされました。アチコさんの夢の中へと誘われるような浮遊感あるボーカルが際立つ「Draw」、凛とした雰囲気が漂う「Yume」など、一曲一曲が様々な表情を見せるこの作品は、どんな風にレコーディングされたのでしょうか?
Ropes 『Baby』
Ropes HP http://weareropes.com/
THROAT RECORDS http://throatrecords.ocnk.net/
Ropes「Baby」は、楽器関係は東京にあるWAVE RIDERのスタジオcatapultでレコーディングしました。
音数が少なく、一つひとつの楽器の占めるウエイトが大きい音楽なので、個々の音をまずいい音、大きい音像で録ることに集中しました。
ギターは私物の65年製のFender Twin Reverbや、自分で組んだキャビネット持って行って使ってもらいました。
ドラムはTHE NOVEMBERSの吉木くんが叩いてくれたのですが、ブースのスペースの関係もありつつでしたが、後の処理をしやすくするために一つひとつのパートを別々に録っています。
比較的余裕のあるスケジュールで、終始オープンな雰囲気でみんなでアイデアを出し合いながら進めていけたのが良かったですね。
catapultはいわゆるスタジオ然とした空間ではなく開放感のある居心地の良い場所で、その辺りも良い方向に作用していたように思います。
ボーカルは少し日を開けてから奈良のMORG Studioでレコーディングしました。
複数のマイクを試して、最終的にやはり音像の大きいU47tubeを採用しました。
ここでもいろんな歌い方、アレンジを試しながらじっくり時間をかけてやれたのがよかったですね。
「Yume」にゲストで参加した五味兄は仕事終わりにフラっと寄って歌ってもらいました笑
この曲はミックスを進めていくうちに、どうしても低音が必要になってきたので、こっそり自分で弾きました。
リリースツアーにもPAとして参加させてもらったのですが、レコーディングから関わった作品のツアーは、メンバーやお客さんたちと答え合わせをしているような特別な楽しさがあります。
またライヴも機会があると思うので、たくさんの人に観てもらいたいですね。
Ropes 「Baby」
質問10. 今年の2月にはbacho/LOSTAGEのスプリット『HOMETOWN-EP』がリリースされました。両バンドの何とも言えない感傷的な気分を感じさせる音楽は、感情が押し寄せてくるような音が印象的でした。この作品のレコーディングはどのように行われましたか?また別々のバンドの音楽を一つの作品として仕上げることの難しさや面白さがあれば教えてください。
bacho/LOSTAGE 『Hometown EP』
レコーディングさせてもらった詳しい経緯などこちらで以前公開されたインタビューを見て頂くとしまして…
自分にとってもこういった形で別々のバンドを一つの作品にまとめることは初めての経験でした。
まず今回のコンセプトとして、同じ環境でレコーディングしている統一感を出せたら、ということがあったのですが、レコーディング自体はスムーズに進んだのですが、LOSTAGEと同じ方向でbachoのミックスをしてもあまりうまくいかず、bachoを仕上げたら今度はLOSTAGEの方と統一感が出ず、といった感じで思ったよりも苦労しました。
最終的には同時に両バンドのミックスを並行して調整して何とかまとめられたかなと思います。(具体的にはLOSTAGEの方をbacho側に少し寄せた感じでした。)
ツアーも一緒に回らせてもらったのですが、作品を聴いてきてくれたお客さんの歓声も混ざって、また曲が違った感じに聴こえてきてかなりグっときてしまいました。
bacho 「Sad Town」
LOSTAGE 「こぼれ落ちたもの」
質問11. 昨年末、LOSTAGEの『瞬きをする間に』という曲がYouTube限定で公開されました。作品としてインターネットだけに残り、永遠に売られることのないYouTube限定の曲を録ることはどんなものでしたか?また、どのように録音をされましたか?
基本的には最終的なフォーマットによって録音やミックスの方法を変えるということはなくて、まずはその曲が一番よく聴こえる状態に持っていく、ということを心がけてます。
今回はYouTubeにアップロードした時に変にリミッターがかかってしまうという現象があって、はっきり原因がわからずそれを回避するのに少し苦労しました。
そういう部分も含めて今は過渡期だなと思いますが、圧縮されていない元の音源はもうちょっといい音なので笑、いつか聴いてもらえる機会があればいいなと思っています。
質問12. 岩谷さんは様々なバンドのライヴ音響も担当され、ライヴハウスによって音の鳴りや響きなどが異なり、各所での音の調整をすることは難しいことだと思いますが、どのように取り組んでおられますか?また、自身がライヴ音響を担当する上で、どんな風にバンドのパフォーマンスに貢献したいと考えておられますか?
いつも安定した音を出すということと同時に、その場所と調和した音を出すことを目指しています。
それを少しでも達成できるように、マイク類はできるだけいつも使っているものを、そしてリバーブなどのエフェクターも、慣れないデジタル卓への対策も兼ねて、できるだけ持ち込むようにしています。
僕は専門学校や音響会社などで訓練を受けたわけでも、PAチームなどに所属しているわけではないので、機材量やスムーズなワークフローなど、そういった部分でのアドバンテージは少ないと思います。
それでも依頼してくれるバンドがいるのは、音楽的な部分にシンパシーを感じてもらえているということなので、本当に光栄なことですし、それに全力で報いたいなと思っています。
質問13. LOSTAGEのベースボーカル五味岳久さんが、岩谷さんのことをLOSTAGEの4人目のメンバーとおっしゃっていましたが、その言葉から、REC/PAエンジニアというのは、メンバーのような、かけがえのないパートナーのような存在なのだなと感じました。岩谷さんにとって、バンドやアーティストとはどんな存在ですか?
世界一好きなバンドにそう言ってもらえるのは本当に光栄で嬉しいです。
でもLOSTAGEについては、なんとなくメンバーというよりもファミリーといった方がしっくりくるかもしれないですね。
奈良に引っ越して右も左もわからない状態の時から、公私共にいつも本当に色々と助けてもらっていて、最近では子供同士でもよく遊んでもらっていますし笑。
そして彼らに限らず、僕が関わらせてもらうのは、同じ目線で作品に向き合える関係性のバンドがほとんどで、自分にとっては本当に理想的だなとありがたく思っています。
これからも影響し合いながら一緒に良い作品を作っていきたいです。
質問14. あなたにとって音楽とは何ですか?
10代の頃にギターを始めてからずっと「いつも中心にあるもの」です。
質問15. 今の仕事が、あなたの人生にもたらしてくれたものは何ですか?
今の仕事がもたらしてくれた、というよりも、音楽が仕事を含めた今の自分の全てをもたらしてくれたと思っています。
繋げてもらった縁は、今やとても強く大きく広がって、形や場所のないホームと呼べるようなものになりました。
質問16. これから音響スタッフを目指したいと思っている人や、音楽に携わりたいと思っている人に何かアドバイスがあればお願いします。
一生かけても足りないくらいの喜びが、楽しみが、謎が、音楽にはあると僕は思います。
音楽や音が好きなら、ぜひ飛び込んでみてください。
もし僕の仕事に興味がある人がいましたら、見学歓迎なのでいつでも連絡待っております!笑
------------- Answer from Keishiro Iwatani
Ropes at FUJIROCK FESTIVAL 2019
Photo by Yuki Akase
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サーキットイベントの転換中。ふと目に留まった、サウンドチェックを行う姿。その耳には、自分とは全く違う音が響いてるように見えた。
そうして、このインタビューは始まりを告げた。
サウンドチェック時の鋭敏な印象とは打って変わり、話をする彼は優しく、穏やかに見えた。
メールインタビューの回答の中で、「音楽や音が好きなら、ぜひ飛び込んでみて」と語られる言葉から、きっと多くの困難の中を、静かに、真摯に、ずっと挑戦し続けてきたのだろうと思う。
優しい挑戦者は、挑戦者に優しい。
たくさんの経験と知識と直感に従って、違うものは違うと、素晴らしいものは素晴らしいと、正しく伝えられる芯の強さ。
右に倣えではなく、相手の中に確かにある答えを最善の方法で、一緒に導き出してくれる。
エンジニアとは、自分の進みたい道を掴みとる助けとなってくれる人のこと、なのかもしれない。
目と耳と、感覚を研ぎ澄まして、音と意思を感じ取る人。
人を支え、人を伸ばす、支柱となる人。
音楽という花が、倒れてしまわないように。真っ直ぐに伸びるように。大きく育っていくように。その、美しさを増すように。
彼のようなエンジニア達の存在があって、たくさんの素晴らしい音楽が私達の手に届いているのだ。
この、正解のない道なき道を進む世界の中で。
【Latest Information】
● 7inch Single ●
WOMAN 『You are everything』7inch Single
2019.9.11(wed) Release
FLAKES-219 ¥1,500(+tax)
A-side "You are everything"
B-side "You are everything -ambient ver.-"
● Colour Vinyl/12inch ●
シャムキャッツ『はしけ』 Colour Vinyl/12inch
Now on Sale
¥3,000+Tax
TETRA RECORDS/JET SET
TETRA-1015
[Track List]
SIDE A1. 忘れていたのさ
SIDE A2. チャイナは桃色
SIDE A3. アメリカ
SIDE A4. 僕の都合
SIDE A5. へびな午後
SIDE B1. くらげとかもめ
SIDE B2. 魔法の絨毯
SIDE B3. キウイか椎茸
SIDE B4. りんごのうた
SIDE B4. 今日子ちゃんのうた
●Songs●
NABOWA “PARK ON MARS” from 6th Album "DUSK"
モトーラ世理奈 "SIDE A1. いかれたBaby" ・ "SIDE A2. いかれたBaby First Step Dub Mix" from “いかれたbaby” [12inch]
夜の本気ダンス “Movin' feat. Creepy Nuts” from 3rd Album "Fetish"
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