Interview : Partner

Q. Partnerを結成したいきさつを教えてください。

私達は大学のカフェテリアで出会ったの。出会ってからすぐに、興味を持ってることにたくさん共通点があるって分かって。二人ともギターを弾いてたし。私達は何年間か一緒に演奏を合わせたり、他のバンドの中でも演奏したりしてきた。それから2014年の夏に、一緒に一つの家に引っ越して、最初のパートナーの歌を書き始めたの。


Q. Partnerという名前をつけた理由を教えてください。

私達が求めている曲のバイブスをPartnerって言葉が表していて、自分達の歌に合ってると思ったから、その名前を選んだの。たくさんの人がその単語をロマンチックな感じで使うから、冗談みたいなふざけた感じの名前だけどね。まあ、私達は音楽面でのパートナーだけど。


Q. 最近聴いた作品の中でも非常にワクワクするサウンドでした。曲作りは二人で話し合いながらすすめておられるのでしょうか?今回、どういう形で行われましたか?

ありがとう!このアルバムは、2016年にトロントのCandle Recordingスタジオでレコーディングしたの。私達はいつでもコンセプトを持ってレコーディングを始めるのよ。アイデアを練っていく段階で、まず最初にひっかかりがあって、それから歌詞を書いて、構成をきめて、バンドに伝えるの。いつも土台をしっかり固めてから始めることが重要だと思っていて、そこからどんどん作っていくのよ。


Q.『In Search Of Lost Time』に込められた意味を教えてください。

Marcel Proustの同名の作品にちなんで名前をつけたのよ。私達の曲の多くは時間の流れやノスタルジックな気分を反映していて、そのタイトルがすごく合ってると思ったの。アルバムを録り終える何年か前にもう名前を決めていたのよ。


Q. ギターソロのパートが多い印象を受けました。なぜそういう曲の作り方をしておられるのでしょうか?

ありがとう。私達は二人ともギターが大好きで、クラシックロックに夢中だから、ギターソロで曲を強調するのは自然なことなの。ワクワクさせる曲にできるし、言葉では表せない表現ができる。今は他の楽器でのソロのやり方は分からないけど、いつか別の形のソロをするかもしれないけどね。


Q. あなたがたのハーモニーはとても美しいです。双子のように声質が似ているように思えました。お二人がバンドのフロントマンの役割を担っていると聞きましたが、どうやってメインパートとバックボーカルとの役割を決めておられますか?

ありがとう!私達はよく自分達を双子みたいに思うことがあるわ。たいてい、どっちの歌詞がどっちの個性と合っているかで決めるか、Josée が高いパートを歌う傾向があるかな。彼女は高音を歌えるから。歌詞を分けてそれぞれが書いて、自分の書いた部分を歌うこともあるわ。


Q. 二人が歌っているパートは浮遊感があって、とても心地よいです。コーラスの重ね方が独特で、とても印象的だと思いましたが、どのようにコーラスワークを作られていますか?参考にしている曲やアーティストなどはいますか?

声に関しては、私達はよくBreeders やVeruca Saltと比べられるの。確かに90年代のボーカルハーモニーのスタイルには影響を受けてるかな。90年代の音楽をたくさん聴いていたし、間違いなく影響されていると思う。


Q. ソウルっぽかったり、爽やかだったり、感情的だったり、歌い方に変化があって、表現力の豊かさに驚かされました。曲によって意識的に歌い方を変えておられますか?どんな風に歌い方を決めていますか?

歌い方は感情からくるものよ。割とすごく自然にしてて、その歌が聴こえるべきように感じた方法で歌っているだけ。その曲のテーマとか歌のスタイルに合わせているのよ。


Q. 今回のアルバムは全体がラジオを聴いているような作りで、非常に面白くユニークだと思いました。どういうコンセプトで作られたのでしょうか?また、なぜこういう作りにされましたか?

アルバムを作るとき、それが楽しくて喜びに溢れてて、嘘のないものであってほしいと思ったの。すべての歌が心からのものだったし、ただ単に私達の真実を世界中に分け合いたいと思って、楽しんでやりたかったの。


Q. すべての曲間の流れが非常にスムーズで、途切れることなく次の曲が始まって、アルバム自体が一つの物語のように聞こえました。音楽が1曲単位で売られている現状の中で、アルバム全体を楽しんでほしいと思って作られている印象を受けました。曲順など意識した部分はありますか?また、リスナーの聴き方を意識して作られましたか?

曲順には特にこだわったわ。歌は意味をなすためには確かな順序で並べられなくてはいけないと思っていて、語られるべきストーリーがそうすることで語られるの。私達のアルバムを聴きたいと思った誰かにとって、アルバム全体がすべての経験として聴いてもらえるものにしたかったの。


Q. Partnerの音楽性に影響を与えたアーティストについて教えてください。

たくさんのアーティストに影響を受けてきたわ。Jimi Hendrix、 Blink 182、 Ween、 Hole、 Avril Lavigne、 Metallica、 Celine Dionとかね。私達が若いころに影響を受けたアーティストもいるし、その姿勢やサウンドに影響を受けたアーティストもいる。そのアーティストの全てが真実を歌っていて、その部分が私達がいいと思っているところなの。


Q. 今作をどんな風に聴いてほしいですか?

どんな形でもいいから、聴いてほしい。レコードやCDを買ってくれてもいいし。ストリーミングで聴くのもいいし。友達から借りてくれてもいい。聴いてくれるすべての人に感謝するわ!


Q. あなたがたの次の活動が楽しみです。今後の計画や次の目標は決まっていますか?

EPをもうすぐ出す予定があるのよ。またお知らせするね。


Q. 日本のリスナーへメッセージをお願いします。

こんにちは日本の皆さん!聴いてくれてありがとう!そのうち日本でプレイできたらなあと願っています!


                                                                                 [Answer from Partner]




【Partner】

大学時代の友人同士で結成されたというJosée CaronとLucy Nilesから成るカナダのロックデュオ、Partner。Pitchforkでも高い評価を得たデビューアルバム『In Search Of Lost Time』は、ワクワクするギターのフレーズが満載で、タイムレスなサウンドが心を躍らせます。BreedersにもVeruca Saltにも例えられるという、二人のボーカルはどこまでも心地よく、切ない。どんな形でもいいから聴いてほしいという彼女達の言葉どおり、どんな形でででも聴いて、好きになってほしい作品です。


『In Search Of Lost Time』 Now on Sale

https://partnerband.bandcamp.com/

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