Interview : Fever Blush

Q.  バンドを結成したいきさつを教えてください。

僕らは最初、それぞれにナッシュビルのDIYシーンで活動していて出会ったんだ。皆違うバンドで活動していて、よく地元の色んな場所で一緒にライブをしてたんだ。僕らは全員が、かなり曲を重視するっていう考え方が同じだって分かってFever Blushを結成したんだ。つまり、バンドとしての他のどの側面よりも、曲を書くことに重点を置いてて、曲の重要性について同じ考えを持っていたってことだよ。僕らはバンドを始めたころ、数日間にわたって約30時間一緒に曲を書いて、最初の数曲完成させたんだ。このうちのいくつかの曲はもう演奏していないものもあるし、考え直して書き換えたものもある。2年ほど前に僕らが書いたあの時とほとんど同じ状態で変わっていない曲もあるよ。– Chase


Q.   Fever Blushの名前の由来を教えてください。またどうやってバンド名を決めたのでしょうか?

私達がFever Blushって名前に落ち着くまでは、いくつか違う名前で活動してたの。以前は、Leanって名前で活動していたんだけど、同じ名前を使ってるバンドが他にもいることが分かって、名前を変えなければならなくなったの。私達はEPの『Remember, Forget』を出す前には名前を変えなきゃいけないって分かっていたから、かなり急いでFever Blushって名前をつけたのよ。– Jenna


Q.   あなた方の音楽はノイジーかつドリーミーで、非常に魅力的なサウンドだと思いました。曲作りはどんな風に取り組まれていますか?今作はどのように作曲、レコーディングされましたか?

私達は今のところ、すべての曲を皆で書いているわ。私達の誰か一人が、たいていコード進行やリードギターのラインのようなアイデアを持ってバンドの練習に来るから、そのときのコードやラインから皆で一緒に曲を作り上げていくの。私は大体皆が演奏している間にボーカルのメロディーを考えだすことが多いかな。私達は曲作りの間にノイズで色々遊んでみるのが好きで、レコーディングの最中もたくさん試してみるの。こうやってできた曲を、2つの場所でレコーディングしたのよ。何曲かは4115と呼ばれるスタジオで録音して、その他のほとんどの曲は私達が最初に曲を書いたChaseの家で録音したのよ。– Jenna


Q. どの曲も変化があって表情が違うのに、Jennaさんの甘く繊細な歌声が非常に魅力的で、ボーカルとバックボーカル、サウンドのバランスが絶妙だと思いました。サウンドとボーカルのハーモニーを作り出すのに、意識しておられることはありますか?

Jennaと僕は、メロディーと歌詞を作ることにすごく力を入れてやっているんだ。大体、彼女のアイデアを深く掘り下げていって形にして、その曲に一番合うように作っていくんだ。僕はハモりが好きで、Jennaの声をボーカルで支えられるのが楽しい。僕らの声はお互いをすごく引き立てあうから、そういう面では、曲を書くことは比較的簡単だと思う。僕らは女性と男性の変化のあるボーカルが好きなんだけど、いつもデュエットみたいには聴こえないようにしているんだ。時々、そこが曖昧になっちゃうから、完璧なメロディー、ハーモニー、歌詞にするために、曲作りとレコーディングにはたくさんの時間をかけるようにしているんだよ。– Chase

Q.  『Remember, Forget』に込められた意味を教えてください。

それぞれの曲を作り終わった後、二つの曲がひとつの関係において、異なる視点だけど、同じ人物からくるもののように感じたの。私が思い浮かべた筋書きは、「Forget」は片方が優位な立場にある、ぎくしゃくした不安定な関係についての歌で、その二人の人物が信頼関係を築いていくこともできなくて、その関係を手放すこともできないでいる歌なの。「Remember」はその関係が終わったときに主人公がどう感じたのか、そして、相手が自分達が戻したいと願ったものを失ったことに気付いたときの気持ちを歌った歌よ。– Jenna


Q.  「Remember」は明るさとキャッチーさがあり、夢の中にいるような心地よい浮遊感が気持ちよく、でも少し悲しさも含んでいる雰囲気があります。どういうコンセプトでこの曲を作られましたか?

「Remember」の歌詞は過去のことの歌っていて、その時は登場人物のどちらにとっても不可能だったっていうシナリオを作ったの。例えば、その曲のリードギターのラインは、夢見るような心地と歌詞に間違いなく影響されているわ。– Jenna


Q. 「Forget」は胸をかき乱されるような切なさを感じる印象的な曲ですね。この曲はどのようなコンセプトで作られましたか?

その曲自体の音楽がとても重いものだったから、感情的に歌うことも書くことも、とても自然なことのように思えたの。– Jenna


Q.   “Remember”と“Forget”という言葉の対比のとおり、「Remember」と「Forget」という楽曲のコントラストが素晴らしいと思いました。EPの収録曲をこの2曲にした意味を教えてください。

2つの曲を作り終えた後、私達はその名前を「Remember」と「Forget」に決めたの。違う場面にいるだけで、同じ関係性について同じ登場人物が経験してることのように感じたからよ。– Jenna


Q.   日本盤では、アコースティックの曲も収録されています。ライブではアコースティックセットでも演奏されるようですが、パフォーマンスする際にアコースティックセットと普通のライブとでは意識することは違いますか?

僕らはアコースティックで演奏するのが好きなんだ。僕らのセットはアコースティックに関しては少し違っていて。MattはVox の12弦アコースティックギターを使って、僕がギブソンのJ-45で演奏する。Jennaは完全に歌うことに集中して、Loganがキーボードを演奏して、モーグ・シンセサイザーのベースサウンドで演奏するんだ。だから、ドラムもエレキギターも無いし、リヴァーブやエフェクトも無いんだ。– Chase


Q.   デモ版の「Blooming」は激しさと暗さのある曲だと思いました。楽曲の空気が変わる印象的な曲ですが、この曲はどのようにして出来た曲ですか?

これは私達がバンドを始めたばかりの頃に書いた初期の曲のうちのひとつなの。曲作りの過程は私達が今やっていることにとても似ているけど、私達はまだ自分達の音を模索していた。私達はバンドを始めた頃はかなりラウドに演奏するのが好きだったの。– Jenna


Q.   JennaさんはDaddy Issuesの傍ら、Fever Blushの活動をされていますが、両立する難しさはありますか?また、二つのバンドで活動しているからこそ得られる楽しさや経験があれば教えてください。

ツアーやライブの話となるとかなり難しいわ。だって同時に二つの場所にはいけないもの!そうしたくても。私は二つの違った経験をすることが好きだから、両方のバンドを続けていきたいと思ってる。時にはそのことがストレスに感じることがあったとしても、私は両方のバンドでプレイすることができてラッキーだと思うわ。 – Jenna

Q. Fever Blushの音楽性に影響を与えたアーティストについて教えてください。

私達は皆それぞれに違うたくさんのバンドとアーティストに影響されているわ。でも、私達4人が共通して好きなバンドがいくつかあるの。それは、Oasis、Ryan Adams、Sheryl Crow、No Doubt、Ride、そしてWolf Aliceよ。でも、確か私達はツアーの間中、一番Sugar Rayを聴いていたと思うわ!– Jenna

EPの最初のアイデアを作っていたとき、僕は自分のノートパソコンでお気に入りのバンドのAstrobrite、The Dream Eaters (以前はJake & Elizabethで活動していた)とVenera 4から影響されて、たくさんのシンセやドラムマシーンを使ってデモを作ってたんだ。もちろん、皆でアイデアを出し合い始めてからは全く変わっていったけどね。– Chase


Q. 今回、日本盤を出されたことが非常に嬉しいです。日本でのリリースに関して、どういう思いがありますか?

僕らは日本で僕らのレコードのフィジカル盤が出せて本当に嬉しいよ!それは簡単なことではないと思うから、とても誇りに思ってる。アコースティックの「Brick」は日本盤だけに録音したもので、二つのボーナストラックは日本以外ではどこでも手に入らないんだ。僕らは2670recordsの素晴らしい人達の優しさにとても感謝しているよ。彼らのおかげでリリースが順調にすすめられたし、全体のプロセスを通して協力してくれて、とても助かったんだ。 – Chase

私は、2670recordsと仕事ができて本当にすごく幸せだと思う。彼らこそ真のミュージック・ラバーだと思うわ。– Jenna


Q. 今作をどんな風に聴いてほしいですか?

大きな音で聴いてね!– Jenna


Q. 今回のEPを聴いて、すでに次回作が楽しみです。次回作の構想はありますか?また、どのような作品にしたいと思いますか?

もちろん!2018年はとってもワクワクする年になると思うわ。私達は今年新しい音源を出す予定にしているの。私達のインスタやフェイスブック、ツイッターで発表するつもりよ!– Jenna


Q. 日本のリスナーへメッセージをお願いします。

こんにちは!私達の夢を応援してくれてありがとう!– Jenna

 

                        [ Answer from Jenna and Chase]



【Fever Blush】

メンバー:Jenna(Guitar & Vocals), Matt(Guitar), Chase(Drums & Vocals), Logan(Bass)


ナッシュビルのガールズバンドDaddy Issuesのギター&ボーカルの Jenna を擁する男女4人組みバンド。昨年11月には新人バンドながらも、 Julien Baker のナッシュビルのライブでオープニング・アクトも努め、同じ日にバンド初となる1st EPをリリース。そして今年2月に、本国EPに未収録の2曲を追加した4トラックEPを日本でリリース。

ノイジーかつドリーミーなサウンド、Jennaの甘く繊細なボーカル、それを引き立たせるChaseのバックボーカルのハーモニーの絶妙なバランスは、一聴したら頭から離れなくなる完璧さだ。EPだけでその才能が十分すぎるほど伝わってくる『Remember, Forget』。今年はさらなるリリースも期待できそうで、彼らから目が離せない。


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